★上海に行ってきました!レポート 2006 02
★行ってきました!中国上海!
三泊四日の旅だったのですが、出発前日まで込み込み仕事状況で疲労度マックス!+出発前特有の鬱に飲み込まれ、テンションだだ低い状態。
荷造り、て面倒くさいよね。←駄目子。
★いざ着かん!上海!!
上海の80%の車がフォルクスワーゲンだそうです。
て、言われて見てみたら確かにみんなワーゲンマーク。なして?なしてなの??という疑問に答えられないまま(死)進みます。
ちなみに上海の高速道路は料金がタダだそうで、料金所がないので快適。というか、何時高速に乗ったのかわからないので吃驚します(笑)
その料金システムの理由がナンバープレート。
自分の車に付けるのに、上海では車の代金の半額くらいかかります。馬鹿高い!けどこの登録料金で高速代を賄っているみたい。
だから中国の他の都市のナンバープレートだと、高速道路は利用出来ないそうです。なかなか上手く出来てるね。
即ち、他の都市から着た場合は何処かで上海ナンバーをレンタルするか、レンタカー????
なかなか奥が深いな!上海。
上海は(中国は?)地震の少ない場所なので(大陸プレート!!!くそっ!)高層ビルが立ち並びます。そして地震がないせいで、建物を立て直しする必要がないせいか、とんでもなくボロボロな建物も乱雑してます。
高層ビルの立ち並んでいる場所が中心街、繁華街、というわけでなく、高層ビルの真横にフツーに潰れそうな、日本で言ったら「おばけアパート」みたいな住宅街が広がったりします。
まさに混在。
まさにアジア。
まーさーに、中国。
ごちゃごちゃしさ万歳。
高層ビルは新しくて、面白いビルが多いですがセンスはないです。変なビル。なんか必ずビルの天辺に乗ってます。
謎のオブジェが。
カッコいいビルは見なかったですねぇ・・・・はて?
★タクシーを呼んでください。
上海は大阪よりも大分寒い!と聞いていたのですが、実際の昼間の温度は殆ど変わりません。が、夜の冷え込みが尋常じゃない!
寒いです!
寒い寒い。
その寒い中、ホテルから晩ご飯を食べに街に行こうとしたのですが、ホテルの前なのにタクシーが来ない!
普通、ホテルの前、タクシーが常駐してるものじゃないの??これってば日本の常識???
そういえば、韓国の時もシンガポールの時も常駐してなかった気がする・・・・はふん。
とか、そんなことを考えながらも本当に、待っても待ってもタクシーが来ず、ホテルの人に「タクシーは待ってたら来るの?」と英語で尋ねても通じず(中国人の英語通じなさ具合は酷いね!お前達、自分達の言葉が10億人に通じるから、て世界共通語だと思ってるんじゃないぞ!!!こんちきしょう!)暫し待つ。
待つ。待つ。待つ。
しかし来ない。されど来ない。
ホテルで唯一英語が通じそうな人が、とうとうタクシーを呼んでくれるまで、僕たちは寒空の中、凍えてタクシーを待ち続けたのでした。
中国到着からまだ、二時間程しか経ってないのに、もう既にこの国が嫌いになってきた僕。
★最初の本場中華!
やっと乗れたタクシーで(後で聞いたら、金曜日はタクシー一番捕まえにくい曜日らしいです・・・・ついてないねぇ)同行者のSさんの調べてくれた鳥の美味しい店にレッツらゴー!!!
そして無事に着いたはいいが漢字で書かれたメニュー表がちんぷんかんぷんで、壁に飾られた料理の写真を指さし注文する僕達。
高い所の写真はジャンプだ!!
運ばれてきたメニューは一個間違いだったが(笑死)確率的には悪くなかったので良とします。
そのお店の名物、旨い鳥料理の内容は蒸し鳥を一口サイズにぶつ切りにして特性のタレをつけて食べる、ていう料理だったのですが・・・・
味は・・・・絶賛されていたので期待したけど・・・・まぁまぁ?温かければもっと美味しかったと思う。けど、アレは冷たい料理なのかしら・・・・?
ここで気に入りだったのは、間違えて運ばれてきた鶏の足(笑)紅葉、て呼ばれてる部分ですね。
ぶつ切りにされたあんよをそのまま煮てあるので、外見はかなりグロッキーですが(笑)ゼラチン質でうまうま。そしてコレも、温かければ・・・・
てか、ソレよりも気になるのが他のお客様がね。
こう・・・・食べた後の鳥の骨をね。
日本では取り皿の上に積んでいくじゃないですか?
それを、ぷっぷぷっぷと机の上にね・・・・・
食べてしゃぶって骨をぺっと机の上に・・・・
これが普通なの?普通なの???
ふーーつーーうーーなーーのーー?!(絶叫)
日本で考えられないテーブルマナーにやきもきしながらも、次は一緒に来ている Sさんのリクエストの世界で最も高い場所にあるバーに酒をかっくらいに!いや、夜景を見に!(死)
なんたって、今日は Sさんのお誕生日だから!!
★おのぼりさん達高い所に昇る。
再び大苦戦しながらタクシーを拾い、なんとかグランドハイアットホテルに到着!
ここの一番上に展望台が、その一階下にバーがあります。後、数年したらここよりも高い建物が建設されるそうなのですが、今現在最も高いバーです。
さすがグランドハイアット。サービスは最高です。
こう考えると、日本、てサービス大国よね・・・・
ここまでして貰えないと、文句をぶーたれられるとは!ああ、嫌だ嫌だ。贅沢病だ!反省だ!
で、バーは、というと・・・・
夜景は、余りに高くてあんまり見えませんでした・・・・
いえ、綺麗だったんだけど・・・・結構窓際で下を覗き込まないとちゃんと見えない。
折角ボーイさんが、窓際一等地に案内してくれたと言うのに・・・・もうちょっと低い方が綺麗だよ、きっととか思ってしまう辺り罰当たりで御座います。
ここのお酒は、ぶっちゃけ濃いです!!!!
ぷはっ!ですよ・・・・。あんまり強くナイのでキッツイです。でも勿論、ノンアルコールカクテルもありますので、全然飲めない人も大丈夫。
バーの雰囲気は僕が一番好きな照明の暗さで、まったりまったり。ですが、鳥占いのおじさんとか、紙切り師のおじさんとか、マジシャンとかがひっきりなしにうろうろしているので気になるっちゃー気になります。
まぁ、Sさんが本日の主役ですので、その子が行きたいと言った場所に来れたので、まあ良でしょう。
★酔っ払い夜の街を行く。
ホテルに帰り一段落。の前に、Sさんが「中国は花が安い!」と言ったので今度は花屋を探してホテル周辺を散策です。
なんでもいいです。だって今日は貴女が主役だから(笑)!
ホテルの周りをぐるりと回って、なんだか市場(朝市?)みたいな所に辿り着きました。で、念願の薔薇をget!ぼったくられてる感はありますが、それでも深夜だし(死)酔っ払ってるし、誕生日だし、いいとしましょう。
それでも日本では考えられないくらいの安さです。
薔薇一本30円ですよ!!!!
花農家の人の苦労を労いつつ、ホテルに帰って薔薇の首をちょんぎります(死)
で、その首を湯舟にぷかぷか浮かべてゴーーージャスな薔薇風呂を堪能いたしました。てへ。
湯舟の温度で薔薇が開いてきて、とても綺麗でした。
最初から風呂に浮かべる計画だったので、予め開いてる子を買ったんですが、旅行中ずっと楽しませてくれました!良い子達だ!!!!
てか、それより何より。
上海、お湯が黄色いんですけど…
ガイドさんの説明によれば、土が黄色いので混ざる、とのことでしたが 水道管はどう考えても鉄だかなんかだろう??
どうやって染み込むのさ??
その説明には、何箇所かすっ飛ばした部分があるよな????と。
まあ、それを誤魔化す為にも、薔薇は一役買ってくれたということで。
★預園(字が違う・・・・この子の辞書にナイ(泣)予に、象ていう字です。正しくは。
二日目はガイドさんの先導よろしく預園です。
上海と言えば夜景と預園。
ここは昔の役人のお屋敷でございます。父親の為に只管に庭と家を改造した凄い人のお家。
中国の歴代建設の総決算でございますよ!!!
大好き!大好きだーーーーーっ!
昔の人の知恵を振り絞られた釘の一本も遣われていない最初の三穂堂から始まり、計12の見所がひしめき合っています。
万華楼の透かし彫り、石を積み上げて作られた山を一望できる仰山堂。他、ガジュマルの樹で作られた(そしてソレを活かした)調度品。
施行を凝らした中華格子!!!
江南地方特有の花窓!!月亮門に見られる奥行きを出すために考えられたデザイン!!
最高!
神社仏閣に通じるこのオリエンタルな空気。
途中でSさんとはぐれてしまいましたが(死)
あと多分ガイドさんも得月堂とかまわってくれてないと思うんよね・・・・
内園とかさー・・・・ちぇ。
そう。はぐれたのたですよ。ていうか、僕ははぐれたとは思っていなかったのですが・・・・(進行方向に進んでたし)Sさんは迷子になったと思ったらしく、(困ったさんですねぇ(笑)←お前がな。)ちと怒られました。ちぇー
まぁ、願わくばもっと観光客が少なかったらいいのに、とか・・・・(死)
日本庭園もそうですが、こう時間を忘れてぼう、と出来る空気と言うか、趣向を凝らした粋なデザインと職人芸の交錯する趣みたいなものに埋没するのが好きです。
雹兄を感じる・・・・←はいはい。
★他の場所
で、その日は骨董街と若者の溢れる中心街、新天地。
そして上海雑技団観覧、となりました。
雑技団は面白かったです。期待してなかったけど(笑)充分見やすい席だったし、満足です。
日本で上演してても多分に見に行かないだろうから、まぁ有意義な体験をしたのではないかな、と。
ただ裏方とか、舞台装置が気になってしまうのは何故なんでしょう・・・・?はて。
道化師の方が凄い上手に縄鞭の音をたてていて(難しいのですよ、縄鞭は)それに感動。
僕の知り合いの女王様レベルだ!!!とか感心して見てました。←間違い
骨董街ではブレスを一個ゲットです〜★
あんまり時間が無かったので、値切りきることが出来ませんでしたが、まぁいっか。
なんだか骨董街全体を独特の匂いが充満していて、このブレスにもその匂いが染みついてしまっているのですが・・・・銀磨きで磨いたら匂いもとれるかしらん??
この匂いのまんま、付ける勇気はナイなりよ〜泣
ガイドさんもしっかり案内してくれたので、二日目は充実でした!
★自由行動
な、三日目。まずずっと覗いてみたかった中国の屋台街に向かう。が、日曜だからか全然並んでない・・・・ので退散。
けど、後で調べると行かなかった方向に広がってたっぽいです・・・・しょんぼり。
まー、良いです。
で、次は繁華街に行って色々食べ歩きしながら歩行者天国をぶらぶらします。途中、ユニクロとか入ります(笑)
ユニクロの値段は、日本の2/3くらいかなぁ?
歩行者天国で飲んだタピオカミルクティは、多分ココナツミルクティなのだ、と思うんだけど、ちょっと日本とは違う味がしました。
そして容器のプラスチックの薄さに吃驚。
裂けたら、手とかバックリ斬りそうな薄いプラスチック・・・・色々想像してしまいます。
Sさんはここでアヒル肉の薫製(?やんね?あれ)を購入。辛かったけど美味しかった!
しかしなんの着色料かわからないけど、真っ赤になってた・・・・アヒルも殺されて真っ赤にされるとは思ってなかっただろうに・・・・
後は中国ではメジャーな肉月餅を初めて食べました!
日本ではあんこだよね?味は、美味しかったです。
皮がパイ生地みたいな肉まん、て感じです。 ので、ものごっつう油っぽいですが(笑)
美味しかったよ。あつあつだったら全然イケます。
後は果物屋で謎の果実と(直後龍丸(芽?字はどっちだ?と判明))中国ではポピュラーな果物なのか?なマンゴスチンを買いました。
ベージュ色で金柑くらいの大きさで表面に少し粉をふいている・・・・竜丸は日本で見るの、て基本乾物だし。
なんじゃこりゃ?て感じで全くわかりませんでした。
果物屋のおばさんが味見をさせてくれて、やっと竜丸だと判明しました。で、殻と種を捨てる場所が無くてきょろきょろしてると、そのおばさんが「道に捨てろ」と・・・・
テーブルマナーといい、なんだってんだここは!
けど、言われた通りポイしました・・・・てへ。
歩行者天国の名物、ブロンズ像を見て引き返しますが実はこの向こうに露店とかで服とか売ってる場所があったみたいで、またまた自分が見たかった個所を見逃してしまう馬鹿さ具合。ちぇー
しっかり調べて、というかちゃんと地図だけじゃなくガイドブックも持ち歩くべきですね。
昼はSさんが蛇を食べたいと言ったので、それを食べさせてくれる店に。が、残念ながらその日に蛇は入荷しなかったらしく食べられませんでした。
Sさん憤慨です(笑)ですが、ちゃんとメニューにも時価と書いてあります。
そして蛇メニューの所には値段が書いてません。
店は嘘はついてないよ、お姉ちゃん(笑)
まぁ、ソレ以外の中華料理も大変美味しくて、僕としては満足満腹です。
その後は、Sさんリクエストのマッサージに。
実はね。僕の体は歪みが半端でないので、まずそれを矯正しないと意味はないのですが(笑)マッサージ。
ですが、フットマッサージ途中で、マッサージをしていたお姉さんが整体に近い動きを取り始めてくれたので多分「この子、埒あかないわー」とか思われたのでしょう・・・・
逆にちゃんと何処が歪んでいるのかわかってくれるだけの腕があるのならば、安心です。
あと、このお姉さんに手を褒めていただけました。
いひひ。
て、中国語だったので本当に褒められていたかどうかは定かでないのですが。
本当は悪口だったり、冗談だったりしたのかもしれませんが!!!!
多分褒めてもらえたのだ、と信じます。
友人も、そうゆうのは感覚で解るものだからそう感じたなら褒めてたんよ、と言ってくれたし。
悪意も善意もきっと心根で通じるものさ!!
だから褒めてくれたのだと断定。
相変わらずのハンドナルシスト健在っぷり。
はははははははははははははははは!!!
後は預園周辺のお店を見に行きました。
僕はアジアな安くて可愛い服が欲しいのです。
アジアな可愛い雑貨や、アクセサリーが手に入れば満足なのです。
だけど結局預園周辺にも僕を満足させてくれるだけのものがなくて消化不良ですぅぅぅぅぅぅぅ。むふん。
上海のチャイナ服は皆デザインがオーソドックス+店による特色がないのね。どの店も同じものが売ってる。
残念です。
まぁ、見る所行ったら違うデザインもあったんだろうけど、見に行けませんでした。時間もなかったしね。
でも一応、Sさんが行きたいと言った個所は射撃場以外全て回ることが出来たので、良かったかなぁ?
にしては、あんまりSさんが楽しんでた感がないですが・・・・どうゆうこと?(笑)
そんなに射撃場に行きたかったのか????笑
まぁ慣れない土地+苦手な団体行動で疲れた、てのもあるけどね。
多分色々気も使わせてしまったし、また反対に色々気も使いました(笑)鬱憤もな・・・・にやり。
食事はちゃんと食べる事が出来ました。
不味い、と思ったのはホテルのご飯だけで(駄目やん)他のご飯は全部美味しかったです。
結構ツアーのご飯、て不味いの多いけど、どれも美味しかった。中国万歳。食の国万歳。
そして知りました。
僕は食い道楽とは縁遠い人間だ、と。
食欲<物欲なのです。
いくら腹が満たされようと、欲しいと思えるモノがひしめきあってないと駄目なのです。ぶっちゃけ、不味かったらマクドでも行けば良いのです(友人のオーストラリアでの食事情)
てか、帰ってきてからの、おうちのご飯の方がもりもり食べてる辺りどうなのよ?です・・・・
まぁ、食べるの大好き娘さんは最高な土地ですよ、中国。中国人に好意を抱いている人は住めます。きっと。
次は台湾かにゃー、と・・・・(友人と約束してしまったので)でもまた上海行ってもイイです。
今度は預園を隅々まで見て、杭州とか、蘇州とか、中国建設!!!!!を体感してきたいと思います!
お疲れさまでしたーーーーーーーーーーー!