★シンガポール日記。

 

  行ってきました!シンガポール!! 2005 01


 地震の被害とか、津波の被害とか心配しましたが、全くそんな心配も必要なく、雨期だったにも係わらず、たった一回のスコールにさえ出会わなかった幸運な日程!(けど、一回くらいスコールは経験したかったなぁ(笑))連日カンカン照りの素晴らしい天気で、暑くてうだりそうでした・・・・

  

  シンガポールは淡路島位の面積しかない本当に小さな国。
 根性入れれば自転車で一日一周出来そうな大きさです(笑)国土の8割りが政府の所有物なので開発がしやすいらしく、ガーデンシティの名に恥じない高層ビル群や、舗装され尽くした道。
 大通りがはっきりしている分地図も分かりやすく、地下鉄も充実。
 グアムとかなら、レンタカーを借りてフリープランも有りだけど、シンガポールは車に対する税金が高いのと、路駐が悉く禁止なのを含めてレンタカーとかは向かないと思う・・・・変にお金かかるよ、きっと。
 後、観光客に対してタクシーは冷たいらしく、なかなか止まってくれないみたいなので、やっぱり公共施設を利用して上手に観光するのが良いようです。
 物価は日本の3分の2くらい。そんな安い!感じはなかったけど、服は消耗品と割り切ってる所為か安いです。まぁ、だからそんな上等な作りでもないんだけどね(笑)

              
THE ガーデンシティ!   ↑なんと消防署!なんて素敵!!

★熱帯植物園

 シンガポールの国花である、蘭が咲き乱れる植物園。
 そのパーク入り口は、付近の住民の憩いの場になっているらしく、散歩する人や、太極拳を舞う人(!)なんかで賑やかでした。蘭そのものよりその太極拳の方が気になって仕方がなかったのは言うまでもないですが・・・・(笑)太極拳は、やっぱりあるテラテラのサテン生地みたいなのでやるのが普通なんですかね?汗吸わないよねぇ?伸びない生地だし、動きにくいよねぇ?とか謎がいっぱい。
 誰か教えてくれよ・・・・ 

 蘭園では、友人から教えられていた通り、蘭の花自体に金メッキしたブローチとか(思っていたより下品じゃなくて綺麗でした(失礼))蘭の花を使った色々な民芸品なんかもあって、面白かったデス★
 各国の偉い人の名前が付いた蘭もあって、日本の皇族、英国の女王なんかの名前もありました。なんか、それに素直に感嘆出来ればいいのに、やっぱり植民地であったことなどの歴史背景を穿ってしまう僕・・・・
 でも雅子さんの名前の付いた蘭は白くて清楚で、凄い綺麗でした★
 ちなみにこの蘭園では、苗も買えるので税関手続き面倒くさいのが苦でない人はどうぞ(笑)

 

★マーライオンと対面

 しょぼいしょぼい、と念を押されていたためか素直に「え!凄いやん!」と思えたマーライオン(笑)
 マーライオン公園には、お母さんライオンと子供ライオンがいます。お父さんマーライオンは、一人セントーサ島に単身赴任しております・・・・
 口からだばだばと水を吐き出すマママーライオン。ちょっと出し過ぎ。
 子供マーライオンはちょぼちょぼと負けじと吐いてます。

 しかし人魚像は水を吐かないし、一体何故彼らがこんなに一生懸命水を吐いているのかは謎。作った人に聞いてみたい謎。マーライオン伝説というのがあることは、ガイドさんから聞いたけど、何故水を吐くのかについては謎のまま・・・・
 はてさて。

  
↑ちなみにこれは子供の方。
後ろにいるのが お母さん

★マレーシア領ジョホールバール

 日本軍が一番最初に占領したかの地に踏み込む!笑 そんなことを考えていたのは僕だけか?
 友人が絶対に見ておけと言った、税関のトイレ。水洗トイレにホースと柄杓。シンガポールとは得って変わってのトイレの汚さと、道の舗装のされなさ具合にお国事情を垣間見たり・・・・
 まぁ淡路島くらいの大きさの国とは管理する苦労は全然違うということか?それとも、人間綺麗に出来るのは淡路島の大きさくらいが限度と言うことか?はてさて。
 で、まあ友達はホースと柄杓を使って(水洗の威力がへちょいから)流すんよ、と言ってたのだが、その後それはイスラム教の人用のものだと判明。
 イスラムの人は紙を使わないから、手で拭いて、その手をそのホースと柄杓で清める、と。
 説明を聞いて納得。
 マレーシアは国民の殆どがイスラムの国。シンガポールでは見られなかった風習なんかが、こんな橋一本渡っただけで覗けてしまうことに少し感激。

  

  マレーシアは本当に慌ただしく、昔の王様の宮殿サルタン王宮(今も儀式の時なんかは使うそうです)アブバカールモスク、民族村の三カ所だけ観光。
 宗教的理由で犬を飼えないイスラム圏は猫を飼う人が多くて、猫ねこネコ猫ネコだらけ!
 しかしネコを檻で飼うのはどないなん?とか、首輪を付けて散歩っすか?とか・・・・(これは中国でもよく見かけるらしいけど)不思議な感じ。

 民族村でマレーシアダンスを披露してもらい、現地の人達に服を一頻り褒められ(死)手作りシルバーアクセサリーを堪能し(繊細な作りなので、可愛らしいものとか好きな人は必見!僕のようにいかついの専門の人だと、「可愛いねー」で終わるかも。今回はツレが可愛いの好きな子だったので、喜んで買ってました★保証書もしっかりついてるし、手作りなので世界に一本な綺麗なペンダントをgetしちょりました)


 

★免税店

 これを目当てに来る人が多いであろう場所。けど興味はナイんだなぁ。
 シンガポールには伊勢丹、高島屋、なんてのが大通りの免税店で軒を連ねているので(笑)日本語も通用するし安心かもね。ビルはお洒落なので、中身よりも建設デザイン的に楽しんだ僕だったりします。

 シンガポールは大陸プレートの上に乗ってるから地震がナイ国なのですよ。
 だから高層ビル立て放題+デザイン性の高い建築物の宝庫です。
 世界のグッドデザイン賞を取ってる建築物も多くあり、そうゆうのに興味がある人間は楽しいのではないかなぁ?あんまり数を見れなかったけど、僕が見たビルは一方向から見ると、全く平面に見えるビル!でした。本当にペラペラに見える。全く厚みが見えない!

 答えは菱形に建てられたビルなんだけど、ちょっと凄いよ。
 シンガポール行く機会があれば、見てみてほしいなぁ。

 

★セントーサ島

 お父さんマーライオンのいる、シンガポール誇る一大レジャーアイランド!
 ボクが見れたのは、水族館とドルフィンラグーンとマーライオンだけなんですが、まだまだいっぱい見所はありそうなので、ゆっくり回ってみたい箇所。
 お父さんマーライオンは凄くでかく、昇ることが可能で、夜にはライトアップ、そして目から光線を発し、僕的に笑いのツボなのですが(笑)なんかヒーローものの兵器のようだ。
 水族館は小さくて、30分もあれば見てまわれます。水中トンネルが幻想的で綺麗です★じゅごんもプリチーで、小さい分だけなんだか親しみやすいというかなんというか。

 そしてドルフィンラグーン。僕の目当てのピンクイルカとご対面!
 想像していた以上のビンクさ!可愛い!可愛いよ!
 頭の中はP-MODELの『全てがピンクになったら〜』!!ああ、こうゆうことですね!平沢先生!笑
 そうですね!世界は素敵に見えます!笑

 

 モニュメントみたいなのが所々にあって、それがいちいち細かくて可愛かった★
 ドラゴンロードと名付けられた道(多分ウォーキング用の散歩道)には、ドラゴンがいっぱいおいてあって楽しそうでした。ベンチとか、アーチの上とかにあしらってあって、大阪のカラオケ看板を思い出す僕(死)

 こうゆう変なの好きだなぁ・・・・

 

★リトルインディア

 輪タク(日本で言う人力車)に乗って回る、ていうのがオプションで付けられたのだけど、輪タクに興味はなかったし、輪タクに乗って街を眺めるだけ、というのが性にあわず(死)僕らは勝手に行くことにしました!
 ガイドさんは顔を顰めたが、駅を調べてホテルからとぼとぼ歩き、訳の解らない地下鉄の切符を手探りで買って夜のリトルインディア(インド人街)へ!!

 目指すは、シンガポール最大規模を誇るスーパーマーケット!(笑)ムスタファセンター!!
 ガイドブックにも夜は危険なんて書いてなかった!(死)

 だから僕らは飛び出す!(死)

   

 シンガポールの地下鉄は、切符リサイクル式。カードキーみたいな切符で、大阪で言うイコカカードみたいに、改札に通すわけじゃなくセンサーの上に翳すとゲートが開く仕組み。
 運賃+1ドルで、その1ドルは切符を返すと返ってきます。
 最初運賃表よりも多く取られたから訳が解らず、往復券なのかと悩んだよ〜(笑)
 だって何処にも書いてないし!購入した切符の裏を見て、なんとなく納得。けど何処に返していいのか解らなくて、「?????」でした。
 結局券売機に返却口がついてたんだけどね。もっと分かりやすく書いてくれ!とか思った・・・・

 で、地下鉄は清潔で綺麗。駅も勿論綺麗。

 アメリカとかの地下鉄のイメージはなく、日本のモノレールみたいな雰囲気。
 けど音は五月蠅い+駅名の表示が電車の中からは見えない+次の駅が何処か教えてくれるアナウンスがぼそっと流れて聞こえにくい、ということで、しっかり「この電車の○駅目で降りて乗り換える」とか、「○駅目で降りる」ていうのを覚えてなくちゃいけないなぁ、と。
 乗ってる人見ても、日本の電車みたいに誰も寝てないし。やっぱり起きてなくちゃ、乗り越しちゃうのね、と痛感(笑)

 

 ムスタファセンターに近いということで、リトルインディア駅じゃなく、一個次の駅で降りたら、住宅街の駅だったらしく街の賑やかさは何処?みたいな状態。降りる人も少ないし、人通りも少ない。そしてそんな中路地とかをうろつく地元のインド人(男)
 ちょっとヤバくない?と思いつつ、灯りを求めて彷徨うと結構簡単についちゃったりして、やっぱりこの国狭いなぁ!と(笑)

 24時間営業のスーパー、ムスタファセンターは国境と節操のない品揃え!で「・・・・妖しい・・・・」と頭を抱える商品で溢れかえっておりました(笑)何故か、飲料+冷凍食品の売り場の前にはショッピングカートや入荷物でバリケードがされており、「・・・・買うな、てこと?」 

 そんなことされたら買いたくなるじゃないか!!

 バリケードを乗り越え、ジュースをGET!けど叱られなかったし、止められなかった・・・・なんだったんだろう?あの意味不明のバリケードは・・・・外国人だから許してくれたのかなぁ?
 しかし流石にインド人街。カレーペースト多っ!必死で英語を訳し、何が含まれているのかに頭を悩ます。香辛料も、日本で見かけるモノ、見かけないもの、名前を聞くけど「こんな状態で売られてるの見たことナイ!」みたいなもの、いっぱいです。
 中国製の妖しいお菓子。インド製の妖しいお菓子。マレーシア製の妖しいお菓子。
 嫌がらせ土産には事欠かない場所です!
 皆の嫌がる顔が目に浮かぶ程!!

 でも食べられるものを選んであげるのが良心でしょう。明らかに口に入れることを拒むものは選んであげないでね。後、仕返しは却下で。笑
 最大規模というだけあって、電化製品から食品、消耗品、化粧品や薬まで。なんでもござれでした。
 そして何故か発見たこ焼き機・・・・・・ワールドワイドだな!

 

 終電の一本前という巫山戯た時間に電車に飛び乗り、へろへろになりながらホテルに無事到着。
 よく歩いた・・・・
 宗教的な関係か、リトルインディアでは夜に外出している女性は殆ど見ませんでした。だから僕ら凄い浮いて見えてんですが。笑
 格好が格好だしね。←自業自得

   

★千燈寺院、サルタンモスク、スリアリアマン寺院

 寺は何故時間がゆっくりになるんだろうね?入った瞬間、時間の流れの違いを感じる。
 大好きです。

 サルタンモスクは、女性は肌を露出してると中に入れないので、入り口で上着を借りましょう。僕は借りたけど、綺麗だったよ★袖を通すのを拒んでしまいそうな上着じゃなく、ちゃんと洗濯してあるんだな、ていう感じの。清潔な上着です。
 潔癖な人はどうかと思うけど。
 あと、サルタンモスクから上記で述べたぺらぺらに見えるビルが一番よく見えるので、そっちに興味がある人も足を運んで見てはどうか、と。

   ←スリアリアマン寺院の入口 
       
        サルタンモスク→


      だったかな…
     もう5年近く昔のことで
       うろ覚えですよ…

  サルタンモスク…教会に見えるし
      違ったら御免なさい
 ←スリアリアマン寺院の中にある
      原色ばりばりの仏像 →
 ← 寺院横で発見した自販機にて。
     僕の愛人。
    相変わらず可愛いなぁ。

 

★チャイナタウン

 旧正月直前だったこともあり、街は正月一色!派手!賑やか!
 いいなぁ、こうゆうの大好きだ!
 商店街みたいな、東京の竹下通りみたいな雰囲気。それに屋台も出てるから、縁日みたいな感じかなぁ?賑やか、華やか。
 服、アクセサリー、雑貨、土産、食品、となんでも揃う商店街。

 唯一の問題は中国系シンガポール人の喋る英語が訳解らないこと。
 聞き取りにくいなんてものじゃない。
 何言ってんのさ?を通り越して「何語ですか?」レベル。
 一緒に行った子が大学で中国語専攻だから多少ならヒアリング出来るはずなのに、その子でさえお手上げ。ちゃんと喋れ!!!!!と互いに思っただろうなぁ・・・・
 一目ぼれした時計があったんだけど、(ファイアパターンのブレスモデル)それを買うときにデザインから電池の入れ替えが出来るのか解らなくて、店員さんに一生懸命、電池が切れた場合入れ替えることが出来るの?それともこの時計は使い捨て?と聞いたのだけど、向こうはこっちが値切っているのだと勘違いしてどんどん値段が下がっていく。
 けどこっちはそんなことを聞きたいわけじゃなくて・・・・ということを5分くらい続けました。不毛な・・・・まぁお陰さまで、18ドルの時計が8ドルになったんですが・・・・
 会話、て大事だ!

 

 あ!!そしてチャイナタウンで見かける『お好み焼き』の看板。
 どれも売ってるのはたこ焼きでした・・・・「お前たちソコに座れ!!!違いを教えてくれるわ!!」となっとのは言うまでもない・・・・笑

 
↑ 旧正月前で、めちゃ賑やか〜

★帰国

 五日間、結構あっと言う間だったけれど、実はご飯が美味しくなかったので旅程は楽しかったけど辛い旅行でした。
 鰻ですら食べられない僕が、あんな泥臭い魚食べられる筈がナイだろう?と。残すのがキライなので、必死で食べようとするんだけど、無理でした。
 日本人に産まれて良かったなぁ、と痛感。
 向こうの香辛料の味が合わなくて、日本で言えば醤油が苦手並に致命的な主要調味料だったため、辛かったなぁ。
 名物に旨いものナシということを、初めて実感した感じ。
 チキンライスも、フィッシュヘッドカレーも、駄目でした。
 けど、結構僕偏食人間なので皆はどうかわかりません。
 喰わず嫌いは如何なものか、と思うので、もしシンガポールに行った暁には、ご賞味ください。味なんか店によって違うだろうしさー。
 ホテルのご飯はフツーだったので、朝食を如何に詰め込んで、その後の食事を食べずに済ますか、みたいな・・・・うう。
 海外旅行でご飯が口に合わなかったら、中華かカレーを食べろ、て言うじゃない?その中華とカレーが口に合わなかった場合はどうしたらいいんですか?ファーストフードか、イタリアンですか?

 うう。

  

 噂のシンガポール航空はやっぱり良かったデス!
 中国語字幕で、キャットウーマン見ました笑 英語と、字幕、両方に集中するので結構疲れたけど、僕的に映画館で観る程じゃなかったな、と。
 好きな人、ごめんなさい。
 けどやっぱり、ハルベリーのキャットウーマンは好みじゃないんだもん。

 だもん。

 

★以上!

 シンガポールは本当治安が良くて、綺麗な国でした!
 また行きたい!
 次はサトウのごはん持っていく!あと、佃煮と梅干しとインスタント味噌汁!これで大丈夫だー!!死