★行ってきました!ハワイ!! 2007 11

 

  親友の結婚式のため、産まれて初めて脱アジア!
 アメリカですよ!アメリカ!

 しかし案の定、私が旅行前にその国のことなど調べるはずもないので、他の友人にハワイ行きを告げた後に返された「ハワイの何島に行くの?」という質問にパニックになる。

 てか、ハワイ、て・・・・ハワイじゃないのかい?

 そして書店に行って、ハワイの旅行ガイド(るるぶとか、まっぷるとか)を珍しくチェック。←いつもは旅行出発当日に空港の本屋にて購入。飛行機内にてチェック。

 そしたら、本にもあるではないですか!

 『ハワイ、ホノルル』とか、『ハワイ、オアフ』とか。確かにマウイ島、とか聞きますね・・・・
 けどもう、ハワイと言えばハワイなんだと思ってました・・・・考えてみたら沖縄も石垣島とかあるもんね。当たり前っちゃあ当たり前なんだけど、ちよっとびっくり。

 で、親友に電話。

 「あのさ、今本屋なんやけど僕達ハワイの何島に行くの?」「え?何島、てどうゆうこと?」

 ・・・・・・・・・同レベルかっっっっ!!!

 その後、きちんと自分で調べて(死)ホノルルだと判明。むふー

 

 

  出発の23日。
 夜20時のフライト。だけど向こうに着くのは日付変更線を跨ぐので、同日23日の朝9!!!
 同じ日の夜20時に出たのに、同じ日の9時についちゃったよ?てか、一日長っっ!!!!
 日本からハワイまでは、行きはジェット気流に乗れるので大体七時間くらいで着きます。意外と近い。

  

  眠ってしまうと時差ぼけになるとガイドさんに促されてフラフラとハワイに辿り着くと(20時から計算すると着いた時刻は日本時間の深夜3時ですね。本来の僕のいつもの生活パターンでは朝5時に就寝なので、なんとか元気ですが・・・・うがっ)もんの凄い日差し。

 朝特有の光るような日差し+南国の太陽。
 常夏とは言え、ハワイも秋なので夏に比べたら日差しは柔らかいとはいえ、それでも・・・・それでもな日差し。

 受け取ったスーツケースから日焼け止めを取り出して何よりもまず先に塗る、御年28の曲がり角を過ぎた僕。紫外線は危険です。

 毒です。罪です。罰ゲームですか?
 死活問題ですから。この年でシミは冗談抜きでヤバイですから。

 

 さて。最近日本でも導入されましたが、テロ対策国アメリカでは一足早く導入されている入国審査の指紋照合+顔写真撮影。
 好奇心と馬鹿丸出しの僕は言われもしないうちに機械に自分の指を押しつけて、審査官のおじさんに笑われました・・・・

 苦笑混じりに「マダデース」と言われ、早く早く、と言わんばかりに機械の前でじっと待つ僕。
 他の人は色んな質問されたりしたみたいですが、僕は一切ありませんでした・・・・こんな阿呆な子、テロとは無縁だと思われたのでしょう・・・・

 撮影される顔写真も笑顔で写り(この写真、て多分笑わない写真だよなぁ・・・・)審査官のおじさんに最後に「幸せな日になりますように」と英語で言って戴き、なんだか幸先の良い感じ。

 けど同行者の人に聞いたら、詰問されたり怒られたり怖い思いをした人も結構いたようで運が良かったのか? 
 それともやはり阿呆な子パワーか?

 はてさて。

 

 しかし、南国は毎回思いますが植物の色が違う。
 基本原色。

 そして空が高いっ!
 ハワイの人(ロコ)は皆愛想がいい。

 擦れ違った車の運転手の人も、笑顔でアロハサイン(親指と小指を立てたサイン)を出してくれる。
 やっぱり気候が穏やかだと人も穏やかになるんだね。行く機会があれば皆さんも街でアロハサイン出してみてください。多分、通りすがりの人とかサインを返してくれます(笑)

 

  ハワイの建物は、ワイキキ周辺の高級ホテル街を除けば古いアメリカの穏やかな田舎町風。特に高いビルとかもなく、木製のちょっとペンキが剥げかけたような味のある可愛いおうちが並んでたり、日本でも見かけるようなアパートがあったりと、極々普通な感じ。

 それでもやっぱり治安の良い悪いはあるみたいで、高級ホテル街とかは基本あっても置き引きとか、そんなもんですが、治安の悪い地域は銃強盗とかあるみたいです。
 オアフ島滞在だったのですが、オアフ島ではでっかい運河を挟んで治安の良い悪いが別れるので、ある意味分かりやすくていいです。
 間違って迷いこんじゃった、ていうのがないので。

 

 高級ホテル街は、また高級ブランド街でもあります。
 そうそうたるブランドが、表参道ばりに(心斎橋ソゴウのブランドフロア並に(笑))並んでます。
 けど、日本のブランドの店構えと違ってなんだか敷居が低さげに見える造りの建物です。

 ビルデザインは物凄いお洒落なんだけど、入りやすい。表参道のヴィトンの建物は超絶かっこいいと思うけど入る勇気は持てないよね・・・・
 そして、高級ブランドの癖に商魂逞しいのか、朝の9時から23時まで営業してます!!!!

 えぇぇぇぇぇえええぇぇぇぇぇぇえええっ!て、なります。

 いったい、何が彼らの勤労意欲をかきたてるのか?
 ま、ハワイのヴィトンが世界売り上げNo1だと言うのも頷ける話。そんだけ働いてたら・・・・
 ゆっくりのんびりしてるんだか、勤労意欲満々なんだか・・・・よく解りませんが接客態度は良好でございます。

 あと、やっぱりアメリカだからかお家ブランドのコーチが多い!確かに可愛いとは思うけど・・・・
 ぶっちゃけ日本とアメリカは大して物価が変わらないので、探せば国内の方が安くあるかも?
 売ってる商品で日本での値段が解る商品がありましたが、実際差額は800円くらい・・・・
 ま、額がでかい商品になれば、それだけ税金も高くなるのでエルメスの鞄とか買う人なら、かなり安くgetになるんじゃないかにゃ?実際、エルメスの紙袋を三つ(!)抱えたお姉さんを目撃しました!
 彼氏らしい人も同じく二つ抱えておりました・・・・
 尾行しそうになりました・・・・
 あの紙袋の大きさからして、鞄か服なんだよな。
小物ではありえない・・・・

 バーブリー。
 羨ますぅいお話でござぁますわね。

 

 そういえば、どうでもいい話ですが僕今年流行ってるブーティがどうしても可愛いと思えなかったんですが(日本人の体形とブーティの似合うスタイルを追及すると、どうしても足が短く見えてしまいませんか?自分のスタイルを醜く見せる可能性のあるものはお洒落として却下だと思うのです。というかお洒落の意義を根底から覆してくれることだと思うのです・・・・)が、ヴィトンで見た新作のブーティが本気で可愛くて、ヒール丈も理想的且つデザインが本当に美しくて、これならば購入してもいいな、と思いました。
 勿論試着とかは怖くて出来なかったけど。
 購入してもいいな、とは思うけど購入資金はないし(死)

 でも七万くらいだった・・・・

 手が届かない訳ではないところが憎いです。
 けど消耗品だしな・・・・

 うぅ。

 

  あとハワイの定番土産ですが原因がわかりました。
 ・・・・それしかナイ。

 あるのはマカデミアナッツのチョコ、マカデミアナッツのクッキー、マカデミアナッツのコーヒー、マカデミアナッツ。以上。
 マカデミアナッツしかないんかいっ!という程にマカデミィアー。ここまでコレしかないと逆に気持ちがいいよ、僕は。だからもし、ハワイ土産でマカデミアチョコを貰っても「またコレ?」とか言わないであげてください。

 それしかないんです!

 それがハワイなんです!!

 あと定番のビーフジャーキーは現在狂牛病問題にて日本国に持ち込めないので、ハワイで食べるにはいいですが、お土産としては不可の商品となっております。あしからずご了承ください。 
 尚、現在類似品として(代替品として)ハムジャーキー(豚)が御座いますが、お持ち帰りの際には空港にて検疫の必要が発生致します。お土産として持ち帰ることは出来ますが、多少の手間は覚悟くださいませ。←接客病。

 

 さて。ホテルの部屋はオーシャンビュー。

 眼下に広がるエメラルドグリーンと青色のコントラストを奏でる海。というか目の前に広がる水平線。
 地球は丸いというのが解るパノラマ。
 本当に綺麗。
 珊瑚礁が22階の高さから見下ろして、肉眼ではっきりと判別できる透明度。本当に綺麗です。

 そして日本の海と違って、潮の匂いがしないんですよね・・・・髪もべたべたしないし。
 あれはなんなんですかね?
 ハワイの海って、しょっぱくないの?(んなワケあるか!)同行者でグアム経験者がいたのですが、グアムの海も磯臭くないらしい・・・・はて?
 この謎もいつか解明したいものですが、まぁその所為もあって本当に気持ちがいいです。

 ワイキキは世界で一番の長さを誇るビーチ。
 それも納得。本当眼下をずっと白い砂浜が続いてるんですよ。ホテルごとに堤防みたいなんで多少区切ってはありますが、跨いでいける高さのものだし。 ちなみにワイキキは人工ビーチなので、波も穏やかです。朝も早くからサーファーが海に繰り出しますが、初心者でも全然乗れるみたいです。

 僕も産まれて初めて、サーフィンしたい、て思いました!あの青い海を前に、マリンスポーツしたくならなかったらおかしいよ!絶対!ていう感じです。
 旅行会社とかのツアーによっては、マリンスポーツ体験とかも含まれてるものがあったり、現地でも申し込んだり出来るみたいなので、機会があったら是非参加してみてください!
 僕は今回時間の都合上出来なかったんですけど・・・・しょぼん。サーフィン・・・・いいなぁ、サーフィン・・・・

 後、海謎もう一つなんですが、ハワイの砂浜熱くないんですが・・・・何故ですか?
 粒子は日本の物に比べるとかなり荒いのだけど、それが逆に気持ち良いくらいの荒さで、真っ昼間で日差しはガンガンなのに砂浜は裸足で歩ける。砂の中に足を突っ込むとひんやりしてる。

 あれは何故????

 日本の砂浜は熱くてサンダル無しでは歩けないじゃないですか。それがない。不思議。不思議。
 粒子の荒さに関係してるの?
 誰か知ってる人いたら教えてください。笑

 

 観光は微妙に偏りを見せ(ま、時間も限られているので)オアフ島一周(ローカル中心で)しました。 謎のロシア人アレックスのガイドの元(このガイドが本気でマシンガントークをする。ずっと喋っている)ロコフードと海ばかりを見て回る。笑

 サーフィンの大会も開催される(ワイキキと違ってかなり波が高いです。初心者のサーファーは無理。プロサーファー御用達)のサンセットビーチ。名前の通り、夕日がとんでもなく美しいそうですが、僕達は昼に行った為想像するのみ。笑
 映画、ビッグウェンズデーのロケ地としても有名です。

 そしてラケニアビーチ。実はここが大本命だったんですが・・・・

 ここは別名カメビーチと呼ばれるビーチで、青海亀が食後の休憩として昼寝をしにくる浜なのです。
 本当に運がいいとピーチにごろごろと大量のカメがいるらしいのだけど・・・・僕の行った日は残念なことに波が荒くてカメさんは上陸していませんでした。
  けど波の合間に顔を覗かせているのは数匹確認出来たので、一時間くらい待っていたら上陸してくれたかも。
 見れる確率は90%以上らしいので(どんだけ運が悪いのか・・・・)次行く機会があればきっと見れます。きっと。きっと。

 そしてそしてカネオビーチ。ここは釣り人とかがいる本当に地元の海。日本にもありそうな感じの海の色。濃い青。そしてちょっとやっぱり波が荒い。

 で、車の車窓越しに眺めたサメビーチ。
 名前の通り、ハワイの巨大ザメ、タイガーシャークの生息する珊瑚礁のビーチです。6メートルあるらしいよ!タイガーシャーク!
 そしてかなり浅瀬まで来るらしく(というかほぼビーチまでくるらしく)地元の人もビーチに寄らないという・・・・見たすぎる!!!!!!

 勿論獲物を仕留めている所を。
 もぅ絶対超ホラー映像。

 見たいなぁ・・・・・・・・・

  

 同じく車窓越しに、ジュラシックパークのロケ地とか、海外ドラマ、ロストのロケ地とか見ました。
 確かに恐竜出てきそうだよ!確かに遭難したら大変そうだ!

 自然の造り出す壮大なパノラマに感動しながら、
その自然を利用した麻薬栽培の実態などの説明を謎のロシア人ガイド、アレックスから受ける・・・・

 ハワイは(というかワイキキは)ほぼ毎日晴れです。その理由が、オアフ島の真ん中らへんにどどーんと聳え立つ山。その頂に雲が遮られるので、ワイキキまで雨雲が辿り着かないのがその理由。

 その反動で、その山の頂上はほぼ毎日雨か曇り。
 確かに見る限り、厚い雲がかかってて天気が悪そう。

 で、雲が晴れないと偵察ヘリが飛ばないので、その山の中は無法地帯になるそうで・・・・アメリカに出回る大麻の80%はこの山で栽培されているものだそうです。

 なんだかアメリカでは、喫煙者以上に横行している大麻喫煙者ですが・・・・ここにそんな実態が!
 確かにあんな山の中、誰も入らないよなぁ・・・・と
大自然のパノラマの中に人間のいろんな欲望を感じてげんなりしたり。
 山自体は本当に美しいのに。

 日本にはない山の形で(て、日本の山を全部知ってるワケじゃないので、あるのかもしれないけど)多分ほぼ一枚岩?みたいな形なんですよ。

 そしてでかい。

火山特有の形?

 で、南国特有の濃い色の緑。
 早朝に現地の人はその山のどこかにある大麻畑に働きに行くそうです。あんなに愛想の良い、素敵なロコ。けどやっぱりこうゆう社会の裏面もあるんだよなぁ、と痛感。

 

 ハワイには日系人が多い。
 ということで、日本の寺院なんかもハワイに存在します。

 なんと平等院がハワイにあるそうで!
 ちゃんと形も日本と同じらしいですよ!
 日本のミニチュア版。そして同じく、そこにハワイ最大の日本庭園が存在します。

 ハワイに渡米してきた日本人か、遠い祖国を忍んで持ち込んだ日本固有の植物を植樹して作り上げた立派な庭園らしくて、なんだかそんな歴史を聞かされると、じんときます。

 行ってみたいなぁ、と思いつつ、頭の片隅でハワイまで来て日本庭園かいっ!と突っ込む冷静な僕もいたので、それもまた今度、と言い聞かせました。笑

 帰国したら、日本の平等院に行こう・・・・ 

 

 そして移動中、アレックスが教えてくれたのですがアメリカ人移住者達が稼ぎ頭達のみで移住したのに比べ、日本人、中国人は家族皆で移住したそうです。
 子供も、老人も、女性も。
 中国系に関しては身内全て。
 こういった『家族』のことを、ハワイ語で『オハナ』といいます。だから家族世帯向けの家のことを『オハナハウス』というそうです。

 ちょっと可愛い音だよね。

 けれど中国系は貧しいということもあってか、治安の悪い一角を指して使われる言葉でもあるようです。『オハナハウス』=低所得者の家(あまり綺麗じゃない掘っ立て小屋みたいな)

 折角音が可愛いのだから、このイメージが変わればいいのになぁ、と思ったのよね。

 『オハナハウス』=家族皆で住める安息の我が家、みたいなさ。ま、音でそう思うのは日本人くらいか。

 

 真珠湾にも行きました。
 現天皇のおかげで、真珠湾ミュージアムも日本人が訪れやすい場所になりました。

 本当、10数年前まではこのミュージアム、日本人は怖くて近寄れなかった場所です。そして、ここで上映さてれいた映画が、日本人を差別用語で侮蔑し倒した劣悪な物でした。

 それを見た陛下が激怒して、アメリカ政府、ハワイ政府を相手取り交渉した結果、今のきちんとした映画に監修され直しましたが、これって・・・・天皇陛下がすることなのかい・・・・?と疑問を投げかけなくもないです。

 今まで何人の外交官がハワイに行っているの?
 ハワイの日本大使館は何故動かなかったの?
 そして政府の役人達は?
 本当にお役所仕事って嫌ですね・・・・

 

 日本では真珠湾攻撃をした日は12/8ですが、ハワイでは日付変更線の関係で12/7。奇しくも忌野命日ではないですか!
 違う意味で感慨にふける僕・・・・

 沈んだ戦艦からは今もまだ油が流出していて、それを肉眼でも確認できます。・・・・という説明を受けて「引き揚げろや!自然破壊やんけ」と心の中で突っ込みまくる僕。

 でも、それを日本人が言ったら駄目なんだろうなぁ・・・・けど、泡発生装置みたいなん作って沈めて、昔はあの泡が出てる所から油が出てたんですよ、みたいな風には出来ないんですかね?
 油、て・・・・珊瑚礁、壊しますから!!!!

 

 ま、ロシア人ガイドに知ってること知らないこと織り交ぜて色々説明を受けました。
 そして自由行動になったら、真珠湾そっちのけで謎のガイドの謎を解明するべく色々お話しました。
 軍人だった頃の話・・・・俳優を志した話・・・・転職してデザイナーになった話・・・・けど自分の思惑とは外れて服飾ではなく絨毯デザインの部署に回されてしまった話・・・・

 謎の解明どころか、全く謎が深まりました。
 何故それで今貴方はここでガイドをしているのですか????

 ま、親しくなったおかげで僕のみ他の場所でそのガイドからアイスを驕って貰ったりしましたが。
 ガイドから物を買ってもらったのは(しかもツアー中に)初めての経験です!!!!

 

 そして日立のCMでお馴染みの『この木なんの木』を見に行きました。

 注意として、ハワイで此処に行きたくても『この木なんの木』の所に行きたいと言ったところで通じません。
 タクシーなどをご利用される場合は気をつけてね。

  あそこの場所は正式名称『モアナルアガーデン』と言います。国立公園です。
 一面のだだっ広い芝生。そしてずどんずどんと生えているでかい木。その中の一本が『この木なんの木』です。

 しかしこの場所に生えている木は皆あんな感じなので、日本人観光客は説明を受けないと、必ずと言って良いほど入り口すぐのでかい木を写真に収めるそうです。

 木の種類すら違うのに・・・・・・

 けど日の光を求めて、高く、そして横に伸びていく枝葉。自然とあのこんもりとした形になっていくそうで・・・・
 吃驚なのは、『この木なんの木』樹齢120年程だそうで・・・・たった120年でこんなに大きくなるの????と・・・・日本では考えられない大木さです。
 気候と日照時間の差がこれか・・・・と痛感。

 

 さて、この『この木なんの木』なんですが、ニュースなんかで、切り倒される等の報道をされたことを記憶してる人も多いと思います。
 日本人観光客のあまりのマナーの悪さがその原因なのですが(芝生の痛みや木登り、静かな国立公園の騒音など)(しかしその解決策が樹を切り倒す、て・・・・アメリカ、て考え方ですよね。合理的というか、抜本から逃げてるというか)今現在は旅行会社がお金を出し合って買い取るという形で終止符が打たれました。

 ちなみに日立は、もう使わないという理由で切っても構わないと言いました。
 ま、結局非難が大きくて、旅行会社が金を出した後で便乗したようではありますが・・・・色々と考えさせられることです。

 ちなみに公園入り口には、ここが日立のCMに使われましたよ、という看板がかかってます。こんな看板が大きくかけられてるのに知らぬ存ぜぬはどうなのよ、と思いますね。
 とはいえ、CM撮影現場全てに企業が責任を持て、とは決して思いませんし、日立の対応も正しいとも思います。ここで前例を作ってしまえば、企業としてまた同じような場面で同じように出資しなければならなくなります。
 一番問題なのは、私達観光をする側の人間。
 各々が自分の行動を律して、迷惑をかけずに生きていければいいなぁ。頭の良い人間が増えればいいのに。自分のいい加減な行動が、後にどんな迷惑を引き起こすか、そういった想像の出来ない人間が多すぎる。

 そう感じてしょうがない日々です・・・・(職場疲れ)

 

 

 さて、ご飯ですが味は食べやすいです。
 まずいという事はなく、口に合う料理。
 けど、量が半端ないです・・・・そして野菜量が圧倒的に少ない。

 お前達、野菜=ジャガイモだとおもってないか?

と言うほどに、野菜と言えばジャガイモしかでてこない。

 フライドポティトォに続いて、マッシュポティトォ。

 ポティトォ、ポティトォ、ポティトォ!!!!

 確かにね。炭水化物食べないと力が出ないよね。けどね、この食事は絶対に太る・・・・というか便秘になるよね?にっこり。みたいな食事です。
 そしてとにかく肉がでかい!
 アメリカの肉は日本の肉と違って固い、てイメージがあったんですが、それも誤解でとても柔らかく美味しかったです。
 日本の肉と比べたら、脂は少ないかな?

 しかしアメリカの調理油は基本コーン油なので、その所為で若干もたれるかも。胃腸の弱い人とか、ヘルシー思考の人は敬遠するかも?

 ま、基本的にファーストフードっぽい食事になるのでそれも仕方がないかなぁ?
 で、友人から絶対に行けと命令を受けていたバーガーキングに潜入致しました!

 日本のハンバーガーに比べて、バーガーのサイズ自体は上から見る限り一回り程でかい印象。けど横から見た時の分厚さが違う。
 ハンバーグがね・・・・1センチくらいあるんだ・・・・そして輪切りのトマトが三枚。レタスが二枚。
 パンの分厚さも上下共1センチくらいありまして・・・・それにポテトまでついてきちゃうんだ・・・・うふふふふふ・・・・あ、このジュースってコレでMサイズなんですか?日本じゃ明らかにLの大きさなんですけど?みたいなことになりました・・・・

 勿論完食することなど出来よう筈もなく、ポテトはホテルにお持ち帰りとなりました。ジュースは暫く持ち歩いて飲みました・・・・。
 ハンバーガーはなんとか食べ切ったけどね。 もし、アメリカでハンバーガーショップに行くことがあれば、一人がセット頼んで、他の人はバーガーとジュースのみ、みたいにした方が無難です。
 で、ポテトは皆で分け分けする、みたいにね。

 

  ハワイローカルフードは、フリフリチキン(チキンを半身炭火で焙った豪快な料理。大量のマッシュポテトの付け合わせと共に出される・・・・)とアヒポキ(マグロの刺身と醤油、生姜、葱などをあえた料理)ロコモコ(目玉焼きの乗ったハンバーグをご飯のうえに盛りつけて、上から更にグレービーソースをぶっかけるハワイで一番有名なご飯?)などを食しました。

 あと果物なのですが、南国の果物は水分補給がメインなため、甘さよりも水っぽさが目立っていたのだけど、ハワイの果物は驚くほど甘いです! ハワイ産のパイナップルは糖度が高すぎて、シロップ漬け缶詰にしたら甘すぎてしまうので向かない、と言われてしまうほどの甘さです。
 パパイヤも、日本で食べた時はそんな美味しいと思わなかったのに、めちゃ甘でした!

 恐るべし!ハワイ!!

 そしてそんな果物で作ったドライフルーツがまた美味しいのだ!安いし。
 あ、お土産これがいいよ、本当。
 僕自分の非常食としてかなり購入しました。
 そして、もう既に食べ尽くしてしまいました・・・・

 うう・・・・日本で買うと高いんだもん・・・・うううう。

 

  

  ホノルルのメインストリート。一番端をシャネルが締めて、その反対側、ダイヤモンドヘッドの方向の端には動物園、公園、水族館などがあります。 この通り自体歩いて30分かかるかかからないかの距離なので良いジョギングコースになるかなぁ?
 ちなみに横はずっと続いてるワイキキビーチです。

 さて、その水族館も覗いてきました!

 水族館といっても、規模は小さくて回ろうと思えば15分くらいで見て回れそうです。
 けど此処が楽しくて、世界各国こんなんあればいいのに、と思ってしまいました。
 まず入り口で、リモコンみたいな(電話の子機みたいな?)物を手渡されます。
 水槽の周りには数字が書いてあって、その数字を入力すると子機から説明が流れるという仕組み。
 だから皆、水槽を眺めながら電話をかけているみたいなシルエットになります。周りに音は漏れないし、静かに見たい人にとっても嬉しいと思う。

 美術館とかでして欲しいなぁ・・・・

 あと子供が楽しめるような造りになっていて、角とか丸くしてあったり、乗っても大丈夫なように絨毯がかなり水槽ぎりぎりまで敷き詰めてあったりと、色々と優しい場所です。
 子供が水槽の大きな魚を追いかけて走り回ったり、地べたに座り込んで水槽に顔をべったりつけてたり、微笑ましい、地元民の憩いの場所なんだなぁ、という雰囲気。

 そしてここには絶滅危機種のアザラシがいるのですが、そのアザラシに対してのリモコンの説明が、『動物保護団体の過激なアピールによって、個数を伸ばしつつあります』とのことなのですが・・・・過激なアピール????と(笑)
 まぁ、調査捕鯨船に発砲する国ですから。
 そりぁまぁ過激なアピールがされたことでしょう。

 ぷぷっ。笑

 

 そしてここにはコイン偽造機がありました!
 個人的にかなり笑えるヒット商品です。笑

 簡単に分かりやすく説明すると、記念メダルの販売機なんですが、日本円で例えると百円玉二枚と一円玉を入れてレバーを回転させると、入れた一円玉を潰して平らにし、その表面に記念のレリーフを描く、という・・・・

 日本でやったら完全に法に触れますがな!というもので・・・・その販売機によって絵柄も違うし、絵柄を選ぶことも出来る、というものでした。 結構メジャーな機械なのか、色々な所で見ましたが、自分のお金を潰して再生・・・・て原材料かかってないな、ヲイ!という感じで、流石合理主義アメリカ!

 

 

 オアフ島には『ワイキキトロリー』という周回バスが走っています。
 水族館もこれを使えば、あっという間。大きなホテルの前には停留所もあるので使い勝手は良いです。
 旅行会社のツアーによっては、このトロリーの無料乗車カードをくれるので(多分個人旅行とかで行かない限りどのツアーもくれる筈)ハワイ滞在中はガンガン利用出来ます。

 トロリーは行き先によって色が違います。
 けれどコレも街の至るところにトロリーマップみたいなのが置いてあるので不便しません。(運転手さんはほぼ日本語喋れるので、直接その場所に行くかどうかも聞くことができますしね)

 しかし便利なのだけど、進行方向は決まっているので下手な場所で乗ると、ぐるっと一回りされてしまうので気をつけましょう。
 今回、水族館に行く時に利用しましたが、運転手さんがとにかく明るくて楽しくて、五分くらいで降車が残念でなりませんでした。
 デザインも可愛いです。

 上手く使えば、観光の強い味方。ショッピングモール行きとかもあって便利ですよ。
 そういえばハワイの情報誌(日本人向け)の物に『号外』というタイトルの週刊誌がありました・・・・
 号外じゃないし!と突っ込み所満載です。

 こうゆう小ネタ大好き!

 

 

 さてさて結婚式。
 これが目的だったのてすが・・・・正直、今マリッジブルーです。結婚なんてしたくないなぁ。←ヲイ!

 

 ハワイのホテル、朝ロビーで待ってたら3組くらいのウェディングカップルを見ることが出来ます。
 海外ウェディングする人、多いね!!!結婚式場でも、一日にこんなに何組も見ないよ、というくらい。
 そして朝の高級ホテル街に並ぶ、新郎新婦送迎のリムジン。いやぁ・・・・壮観だね!
 あと、日本に比べて新郎が白タキシードが多くて吃驚。ハワイの気候と空気と海外というのが、そうさせるのでしょうか?
 それとも今の主流はそんな感じなの????
 友人のウェディング姿はマジで可愛かったです。
 ロビーに降りてきて車に乗り込んでから、新郎がどんな格好をしていたのか見ていなかったことに気付きました・・・・てくらい彼女しか見てなかった!

 けど結婚式、てメインが女の子なので仕方なし。

 

 教会は海の見える場所、と説明を受けていたのですが、海の上に立っている教会の間違いでした・・・・
 見える、ていうか・・・・桟橋の上に教会あるやん。という感じ。小さいけれど、可愛い教会でした。
 その日は生憎、微妙な天気で降ったり止んだり。
 止んでる合間をぬって写真撮影、とバタバタしましたがつつがなく終了?

 宣誓の時に笑いが起こったり、彼女が泣いてしまったり、と色々ありましたがつつがなく終了。

 生賛美歌、生演奏、と雰囲気もあって良い感じ。

 

 参加者は新郎新婦が揃いで用意してくれたアロハとムームーで参加だったので、服とか鞄とか持っていかなかった分楽ちんでした。
 こうゆう気遣い、て大事。
 女の子はそう言った荷物が馬鹿にならないからね。
 本当。

 

  

 

   

 さて、慌ただしく時間が過ぎて帰国です。
 新婚二人を残して、参列者は先に帰ります。
 本当ゆっくりして欲しいものだ。うう。

 

  ジェット気流とは逆になるので、向かい風な分帰りは時間がかかる、とは知識として知っていたのだけど・・・・帰りは10時間と言われて絶句しました。

 三時間も違うの??????????

 10時間飛行機は初めての経験で、かなりしんどい。
 映画二本とゲームを看破しました。
 長距離の飛行機では映画とか普通なのかと思ってたらそうではないみたいですね。他の友人から、タイからの帰路の七時間、テレビも音楽もない飛行機でとてつもなく退屈だった話を聞いて吃驚。
 旅行会社選ばないとな、と痛感。

 ちなみに今回は産まれて始めてのノースウエスト航空。機内食はまぁまぁですが、キャビンアテンダントさんが、皆さん結構お年を召されていて吃驚。

 ベテランなのかしら・・・・?

 それとも白人さんなので老けて見えるだけ???

 あ!でも機内食のチキンも、横に大量のマッシュポテトが添えられていました・・・・
 普段の食事でマッシュポテト、て作らないので(作って粉吹芋まで)本当一生分に近い量のマッシュポテトを消費した気分です。

 むふん。

 日本に帰っての気分は温泉に行きたいだったりしました・・・・(死)癒されたい・・・・

 

 けどハワイ自体は凄い良かったです。
 気候的に、暑くもなく寒くもなく、丁度良い上に湿度が日本人の肌に合うのか化粧崩れもしない。そして肌の調子もとても良い。
 女の子にとっては住むのに理想的な場所かも。

 ただ難点はあのヘルシーとは全く無縁な食事・・・・
 そりゃアメリカ人、太るよ!

 

 先進国の悲痛なる将来を憂いつつ・・・・